看護学生が最終学年で休学した話

看護学生と聞いて、どんなイメージがありますか? 忙しそう、大変そう、しんどそう……。ぶっちゃけ、全部正解です。笑 コロナ禍の中で翻弄され、日々感染対策を強いられています(医療従事者だから仕方ないけど)。このブログを通して、看護学生がどんな現状にいるのか、どんな影響が与えられているのか、知っていただけたらいいなと思います。

③「こんなに早よ行くとは思わんかった」

 こんにちは。

 

 オリンピック有観客で飲酒可ってどういうことですか。

 

個人的に国会で寝てるジジイ達はマスクなしで無賃金労働の

 

オリンピックのボランティアに参加しろって思うのは私だけですか?笑

 

 

 

いけない、いけない。

私の毒舌が少し出てしまいました。笑

 

まぁまぁ、オリンピックの話はさておき……

 

 

皆さんは、感染症といえば? と聞くと、

 

コロナ(COVIT-19)

インフルエンザ

結核

 

など、思い浮かぶでしょう。

 

では、

マイコプラズマ肺炎

はご存知ですか?

 

 

上記と同じく感染症で、

その名の通り、マイコプラズマ菌による感染で

発熱や咳、倦怠感等の症状を起こします。

 

 

実は、入学して1カ月で発症したんです。

しかも、ゴールデンウィーク明けぐらいに。笑

 

 

咳が3週間続いたり、

苦しくて夜眠れなかったり、

と咳がずっと続くなぐらいにしか思っていませんでした。

 

 

2年前の5月上旬、学校の行事の林間学校で山奥に宿泊していました。

 

グループ主体のイベントで

イントロクイズでフラッグを取ったら答えられるルールで

1人でもぎ取って、

6,7グループ中、2位に貢献したり、

料理作ったりして、

1日目は思い切りはしゃぎました。

 

しかし、2日目になって熱と倦怠感が出て、

ほぼ動けませんでした。

 

帰って緊急外来を受診し、

胸部レントゲン検査、血液検査をして、

 

マイコプラズマ肺炎」と診断されました。

 

家に帰って、

先生に電話で報告して、

粉薬を処方された薬を飲んで(しんどくて名前を忘れました)

親に連絡して、

とりあえず、寮でひたすら寝ることしかできませんでした。

 

すると、両親が心配して、都会のこちらまで来て

看病してくれました。

 

母はスーパーで買ってくれてある程度

冷蔵庫が潤ったり、

父は空気清浄機を買って

部屋に設置してくれたり、

と色々してくれました。

 

3人で一緒にステーキを食べたのは

今でもいい思い出です。

 

 

その時、両親に言われました。

「こんなに早よ行くとは思わんかった」

 

「でしょうね」

 

としか言えませんでした。笑

 

 

いきなり都会に出て、

1カ月でマイコになるとか

どんだけ免疫弱いねん。笑

 

 

 

 

その後、私は無事に回復し、

数日後には学校に登校することができました。

 

 

(数人仲のいい友達がマイコが感染して

学校を休むことになって申し訳ない気持ちになりました

ごめんね……)

 

 

それから、私の部屋は24時間空気清浄機が

稼働するようになりました。

 

都会の空気が汚れすぎて

空気清浄機がないと生きていけません。笑

 

 

皆さん、マイコプラズマやコロナに関わらず、

咳などの異変を感じたら、

安静にして、

受診をして下さいね。

 

 

明日は、ちょっとくらい話をします。

 

おやすミッフィーちゃん

 

(誰かAnnkwネタ通じて)

②支えられて、合格しました

 こんばんは。

今日、久しぶりに外で少し遠いところまで散歩したのですが、

帰ってきた後は、くたくたでした。

もう少し日を浴びないとですね。

 

 

 今日は、入学前のお話です。

 

 今から約3年前……

まだ未成年で面白いことが高校で楽しい毎日を過ごしていました。

 

 

しかし、秋から冬へ移る頃。

私が所属していたクラスは、就職、専門学校・大学進学と

進路先のバラつきがあったため、

クラスの中で温度差があったなぁと思い出します。

 

受かった生徒が授業中ふざけて

受験を控えた生徒がイライラする。

私は後者でした。

 

私は、特に進学に対して向上心もモチベーションもない状態で

受験し、推薦試験を受けるも

不合格。

 

このまま、看護学校を目指すのか、

他の医療従事者の学校に目指すのか。

私は、迷っていました。

 

担任の先生から、言語聴覚士理学療法士の道もあると

教えて頂きました。

担任の先生から貰った学校のパンフレットを片手に

母と一緒にパソコンとにらめっこしていたことを

覚えています。

 

「うーん、高いねぇ」

言語聴覚士って自分にできるかな」

 

そんなことを母と言っていました。

 

しかし、最終的には、看護師を目指すことにしました。

 

 

面接練習に付き合って頂いた進路科の先生から、

「どうして看護師になりたいのか」

と問われました。

 

 

私は、

姑問題で悩んでいる母を助けてあげたい

看護を学べば、

もっと、役に立てるんじゃないか、

と先生に言いました。

 

 

「そうよ。それが欲しかったんよ。

行きたいっていう情熱がなかったのよ」

 

 

と先生は私の動機を認めてくれました。

 

今まで、友人や恋人に家の中が

ピリピリしていることを相談したことがなく

(相談しても解決しないと思っていた)

初めて、他人に話しました。

 

 

今まで、自分はずっと気にかけていたんだ

知らない振りをして、

実は、心の底から解決したかったんだ

と私は、自覚します。

と、同時に涙が溢れました。

 

 

 

それを機に、私は猛勉強しました。

親に朝と夕に送り迎えを頼み、

朝から放課後まで勉強し面接練習し、

一般試験を受けました。

 

一般試験は、一本勝負で挑みました。

滑り止めもせずに。

 

そして、合格しました。

 

進路科の先生に合格したことを伝えると、

 

「担任の先生と言ってたんですよ。

受かってほしいね、って。

○○(私の苗字)さんは、受かるレベルの生徒だったけど、

それも運だから。

でも、受かってよかった。

おめでとう」

(先生から見て、受かる生徒と受からない生徒が分かるらしいです)

 

 

まさか、こんな風に言って頂けると思ったいなかったため、

驚きました。

とても嬉しかったです。

 

その先生は私を成長させて下さった大切な先生です。

今でも、感謝と尊敬の意を忘れていません。

 

 

進路科の先生だけでなく、多くの人に面接練習や

数学、現代文、英語の勉強を夜遅くまで

付き合ってくださいました。

 

 

本当に、先生方から両親まで

私の受験について

文句も言わずに

協力して頂きました。

 

今思い返しても、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

一本勝負で合格したのは、今でもちょっとした自慢です。笑

 

 

そして、私は、合格するのですが、

初めての一人暮らし。

 

入学して一カ月でとある症状がでました。

 

そのお話は、明日に。

 

 

①まず看護師に向いていると思ってなかった

 こんにちは。

 

 田舎あるあるなのですが、夜になると蛙の合唱が始まりますよね。

実は、幼少期は当たり前だと思っていたのですが、

都会に行くと全くなくて驚きました。笑

 

 そう、私は元々山の田舎育ちでした。

山や花、自然な空気に囲まれて育ったため、

都会暮らしは少し窮屈だったのかもしれません。

 

 

 私は、専門学校入学を機に田舎から飛び出て、

学校直属の寮で、都会暮らしを始めました。

 

理由は田舎暮らしにマンネリ化したことと、自立したかったからの二つです。

前者は、車や自転車がないと移動できず

新商品や欲しいものがすぐに手に入らない不便さに

閉塞感を感じていました。

後者は、家の中が少し荒れていて、

自分の力では解決することができないことに無力だと感じ

早くその状況から逃げたいと思うようになりました。

 

また、金銭的に裕福ではないことを

親の働きや節約していたことから肌で感じていたため、

授業料が安く、寮がある学校が現在通っている学校でした。

 

 

今になって考えると、あのまま地元に籠っていたら、

更に自立できなかったし、今のように(人間的に)強くなれなかったと思います。

 

 

 

また、看護学校に進学を決めた理由が、

親から勧められたからです。

特に母親が幼少期に苦労していた経験から、

安定して収入が得られ、女性でも就職に強い資格を取って欲しい

という思いがありました。

 

 

「人の気持ちが分かるところや優しい所が

ふみにとって天職だと思うよ」

と言ってくれたことを今でも忘れません。

 

 

しかし、私は乗り気ではありませんでした。

寧ろ、看護師に対して憧れも興味もありませんでした。

病棟でせわしなく動くところ、多くの業務が毎日あるところ等

自分ができる気がしませんでした。

元々、じっくりとコツコツ積み重ねていく方が自分の性格に合っていると

思っていたからです。

 

 

つまり、「看護師になんてなれる訳がない」

と思っていました。

 

 

なんとか色んな支えがあって合格したものの、

看護学校を通う度に

 

「何か違う」

「やる気がでない」

 

から

 

「別に看護学校に行きたくて行ったんじゃないのに」

「もっと別のことをやりたいのに」

「叶えたい夢があるのに」

 

と心のどこかで思うようになりました。

 

 

この下りはどこかで詳しくお話しますね。

 

 

では、この辺で。

 

明日は、入学する直前の話をします。

はじめまして。

はじめまして。

 

看護学生のふみと申します。

専門学校3年生、現在実習真っ最中なのですが、

訳あって休学しました。

 

理由は、様々な要因が絡み合って、

複雑になって、

自分が一体誰なのか、

何がしたいのか、

何をどうしたらいいか、

分からなくなって、

苦しくて息が詰まってしまう。

この先に嫌なことしかない、

何も自信もやる気も起きない、

泥水を吸ってもがき続けているような、

暗い道を歩き続けていました。

 

決して、看護を学ぶ環境が悪かった訳ではないです。

悩んだ時に相談に乗って頂いたり、

仕送りや電話で励ましてくれたり、

と私を支えて下さった、

先生方や両親の協力があって、

今は休学して身体を休めています。

その為、学校の特定や誹謗中傷をしないことを

お願いします。

 

 

それでは、長くなるでしょうが

よろしくお願いします。