看護学生が最終学年で休学した話

看護学生と聞いて、どんなイメージがありますか? 忙しそう、大変そう、しんどそう……。ぶっちゃけ、全部正解です。笑 コロナ禍の中で翻弄され、日々感染対策を強いられています(医療従事者だから仕方ないけど)。このブログを通して、看護学生がどんな現状にいるのか、どんな影響が与えられているのか、知っていただけたらいいなと思います。

①まず看護師に向いていると思ってなかった

 こんにちは。

 

 田舎あるあるなのですが、夜になると蛙の合唱が始まりますよね。

実は、幼少期は当たり前だと思っていたのですが、

都会に行くと全くなくて驚きました。笑

 

 そう、私は元々山の田舎育ちでした。

山や花、自然な空気に囲まれて育ったため、

都会暮らしは少し窮屈だったのかもしれません。

 

 

 私は、専門学校入学を機に田舎から飛び出て、

学校直属の寮で、都会暮らしを始めました。

 

理由は田舎暮らしにマンネリ化したことと、自立したかったからの二つです。

前者は、車や自転車がないと移動できず

新商品や欲しいものがすぐに手に入らない不便さに

閉塞感を感じていました。

後者は、家の中が少し荒れていて、

自分の力では解決することができないことに無力だと感じ

早くその状況から逃げたいと思うようになりました。

 

また、金銭的に裕福ではないことを

親の働きや節約していたことから肌で感じていたため、

授業料が安く、寮がある学校が現在通っている学校でした。

 

 

今になって考えると、あのまま地元に籠っていたら、

更に自立できなかったし、今のように(人間的に)強くなれなかったと思います。

 

 

 

また、看護学校に進学を決めた理由が、

親から勧められたからです。

特に母親が幼少期に苦労していた経験から、

安定して収入が得られ、女性でも就職に強い資格を取って欲しい

という思いがありました。

 

 

「人の気持ちが分かるところや優しい所が

ふみにとって天職だと思うよ」

と言ってくれたことを今でも忘れません。

 

 

しかし、私は乗り気ではありませんでした。

寧ろ、看護師に対して憧れも興味もありませんでした。

病棟でせわしなく動くところ、多くの業務が毎日あるところ等

自分ができる気がしませんでした。

元々、じっくりとコツコツ積み重ねていく方が自分の性格に合っていると

思っていたからです。

 

 

つまり、「看護師になんてなれる訳がない」

と思っていました。

 

 

なんとか色んな支えがあって合格したものの、

看護学校を通う度に

 

「何か違う」

「やる気がでない」

 

から

 

「別に看護学校に行きたくて行ったんじゃないのに」

「もっと別のことをやりたいのに」

「叶えたい夢があるのに」

 

と心のどこかで思うようになりました。

 

 

この下りはどこかで詳しくお話しますね。

 

 

では、この辺で。

 

明日は、入学する直前の話をします。