看護学生が最終学年で休学した話

看護学生と聞いて、どんなイメージがありますか? 忙しそう、大変そう、しんどそう……。ぶっちゃけ、全部正解です。笑 コロナ禍の中で翻弄され、日々感染対策を強いられています(医療従事者だから仕方ないけど)。このブログを通して、看護学生がどんな現状にいるのか、どんな影響が与えられているのか、知っていただけたらいいなと思います。

②支えられて、合格しました

 こんばんは。

今日、久しぶりに外で少し遠いところまで散歩したのですが、

帰ってきた後は、くたくたでした。

もう少し日を浴びないとですね。

 

 

 今日は、入学前のお話です。

 

 今から約3年前……

まだ未成年で面白いことが高校で楽しい毎日を過ごしていました。

 

 

しかし、秋から冬へ移る頃。

私が所属していたクラスは、就職、専門学校・大学進学と

進路先のバラつきがあったため、

クラスの中で温度差があったなぁと思い出します。

 

受かった生徒が授業中ふざけて

受験を控えた生徒がイライラする。

私は後者でした。

 

私は、特に進学に対して向上心もモチベーションもない状態で

受験し、推薦試験を受けるも

不合格。

 

このまま、看護学校を目指すのか、

他の医療従事者の学校に目指すのか。

私は、迷っていました。

 

担任の先生から、言語聴覚士理学療法士の道もあると

教えて頂きました。

担任の先生から貰った学校のパンフレットを片手に

母と一緒にパソコンとにらめっこしていたことを

覚えています。

 

「うーん、高いねぇ」

言語聴覚士って自分にできるかな」

 

そんなことを母と言っていました。

 

しかし、最終的には、看護師を目指すことにしました。

 

 

面接練習に付き合って頂いた進路科の先生から、

「どうして看護師になりたいのか」

と問われました。

 

 

私は、

姑問題で悩んでいる母を助けてあげたい

看護を学べば、

もっと、役に立てるんじゃないか、

と先生に言いました。

 

 

「そうよ。それが欲しかったんよ。

行きたいっていう情熱がなかったのよ」

 

 

と先生は私の動機を認めてくれました。

 

今まで、友人や恋人に家の中が

ピリピリしていることを相談したことがなく

(相談しても解決しないと思っていた)

初めて、他人に話しました。

 

 

今まで、自分はずっと気にかけていたんだ

知らない振りをして、

実は、心の底から解決したかったんだ

と私は、自覚します。

と、同時に涙が溢れました。

 

 

 

それを機に、私は猛勉強しました。

親に朝と夕に送り迎えを頼み、

朝から放課後まで勉強し面接練習し、

一般試験を受けました。

 

一般試験は、一本勝負で挑みました。

滑り止めもせずに。

 

そして、合格しました。

 

進路科の先生に合格したことを伝えると、

 

「担任の先生と言ってたんですよ。

受かってほしいね、って。

○○(私の苗字)さんは、受かるレベルの生徒だったけど、

それも運だから。

でも、受かってよかった。

おめでとう」

(先生から見て、受かる生徒と受からない生徒が分かるらしいです)

 

 

まさか、こんな風に言って頂けると思ったいなかったため、

驚きました。

とても嬉しかったです。

 

その先生は私を成長させて下さった大切な先生です。

今でも、感謝と尊敬の意を忘れていません。

 

 

進路科の先生だけでなく、多くの人に面接練習や

数学、現代文、英語の勉強を夜遅くまで

付き合ってくださいました。

 

 

本当に、先生方から両親まで

私の受験について

文句も言わずに

協力して頂きました。

 

今思い返しても、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

一本勝負で合格したのは、今でもちょっとした自慢です。笑

 

 

そして、私は、合格するのですが、

初めての一人暮らし。

 

入学して一カ月でとある症状がでました。

 

そのお話は、明日に。